サウナの本場 フィンランドに伝わる7つの名言

 

人口550万人に対し300万個ものサウナが存在すると言われるフィンランド。

羨ましいことに、戸建の家はサウナ付きが当たり前です。

素晴らしいですね。

サウナは何世紀にもわたってフィンランドの人々の生活と文化の大きな部分を占めてきました。

今回はフィンランドに伝わるサウナの名言を紹介します。

6000年の歴史を誇る、サウナの源流に触れてみましょう。

フィンランドサウナの歴史

サウナの誕生は今から6000年前。

フィンランドのフィン族によって生み出されたと言われています。

太陽の恩恵を得にくい北欧の風土の中、厳しい寒さと労働の疲れを癒やすために生まれたのがサウナです。

石器時代には洞窟サウナ、青銅器時代には地中サウナとして、フィンランドの人々に愛されてきました。

現在の小屋で建てられるスタイルのサウナが誕生したのはおよそ2000年前と言われています。

フィンランドに伝わるサウナの名言

何世紀にも渡りフィンランド人に親しまれてきたサウナですから、そこには数々の名言が生まれます。

今回は特に有名な7つの名言を紹介いたします。

ロウリュにはサウナの魂あり

 

ロウリュとはヒーターに積まれる熱せられた石に水をかけ、蒸気を発生させることを意味するフィンランド語です。

ロウリュをすることで、熱せられた蒸気がサウナ室に立ち込め、一気に温度が上がります。

日本にはロウリュができない乾燥したサウナも多いですが、魂と言われるように、サウナの真髄はロウリュにあると私は思います。

もっとロウリュができる施設が増えてほしいですね。

ヴィヒタ抜きのサウナは塩抜きの料理

ヴィヒタとは白樺の枝葉を束にしたもので、サウナのシンボルとも言われます。

サウナに入りながら、濡れたヴィヒタで体を叩くことをウィスキングと呼びます。

伝統の儀式的な側面もありますが、それだけではなく、身体に嬉しい効用も。

白樺の葉に含まれる滅菌作用が体を清浄し、叩くことで血流もうながされます。

サウナにいる時は教会の中でのように静かにせよ

フィンランドでは古来からサウナは神聖な場所とされていました。

サウナにいる時は、教会のように静かに心を落ち着けて楽しむのがフィンランド式。

日本でもテレビ付きのサウナより静かにサウナを楽しみたい人は多くいますよね。

もし、サウナ、酒、タールさえも効かなかったらその時は墓場あるのみ

医者も薬にも頼らない。

病を治すには酒、タール、そしてサウナ。

体調が優れないときにサウナに入るのはおすすめしませんが、普段からサウナに入れば免疫が高まり、医者いらずの身体を手に入れられますよ。

歩けるうちはサウナに入れよ

フィンランドでは老若男女誰しもが筋金入りのサウナーです。

サウナで心身とも健康になれば、末永く充実した人生を歩めます。

生涯サウナー宣言ですね。

キウアスはサウナの心

キウアスとはサウナを温めるストーブのこと。

サウナにとっていちばん重要な、サウナの心臓です。

フィンランドでも最近は電気式のサウナストーブが増えています。

しかし、薪を集めてサウナ室を温めることも含めてサウナであるという考え方から、薪ストーブこそが本来の伝統的なサウナだと唱える人も多いようですね。

女性が一番美しいのはサウナを出た後の一時間

健やかな身体つくり、美肌効果、精神の安定。

サウナが女性を美しくするのはもちろんですが、この言葉の真髄はもっと深くにあるかもしれません。

サウナで『ととのう』ことで人間の感覚は鋭くなります。

『ととのう』ことで感覚が研ぎ澄まされた男性が、普段は気付けない女性本来の魅力に気づくのかもしれませんね。

『ととのう』とは サウナトランスがもたらす多幸感 サウナで人生さえも整える

 

フィンランドのサウナと日本のサウナ

最近は日本にもじわじわとサウナブームが広がりつつあり、フィンランド式サウナを体験できる施設も増えてきましたね。

フィンランドから日本に伝わってきたサウナは独自の進化を遂げています。

サウナ室にテレビがあったり、わざわざ冷却装置で冷やした水風呂を用意していたり、我々にとっては当たり前でも、世界のサウナ事情から見ると特殊で、それはそれで面白いものです。

北欧雑貨やオーロラもいいですが、フィンランドに訪れる機会があれば、是非本場のサウナを味わってみたいですね!

 

 

最後に…

サウナの後は、キンキンのビール!

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最後まで読んでいただきありがとうございました♨

 

 

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