突然ですがアナタはこちらの商品をご存知でしょうか?
【極上!三ツ星キャンプ】でたけだバーベキューさんが紹介して以来(?)爆発的人気商品となったくるくるBBQという素敵アイテムです。
グリルの上で放置しているだけでシュラスコなど、おしゃれな料理が作れちゃいます。
肉の塊を回しながら豪快に焼く様はロマンですね。
しかしこのくるくるBBQ、現在は大人気のため在庫切れや価格高騰の状態が続いています。
今回はなんとか自作できないかと奮闘した記録を紹介します。
ほとんどの材料を100均で揃えられ、簡単かつリーズナブルに作れるのでお子様の自由研究にもおすすめです!
話題のくるくるバーベキューを自作してみました
タミヤのモーターと100均の材料で簡単に作れるので夏休みの自由研究にいかがでしょうか🍖#くるくるBBQ #シュラスコ #自由研究 pic.twitter.com/fNngzkmhTK— イマイナオト (@imai7oto) August 16, 2020
自作くるくるBBQの材料
モーターと電池ボックス
・タミヤの工作用低速ギヤモーター
自作くるくるBBQの動力源となる最も重要な部分です。
ミニ四駆世代には懐かしい、タミヤのモーターがAmazonでお求めやすい価格で入手できます。
複数種類ありますが、上記の4速ギヤモーターが最も低速で回転させられるのでおすすめです。
・タミヤの工作用スイッチ付き電池ボックス
電池を直結すれば無くても動きますが、スイッチがあると実際に使用する際にとても便利です。
300円程度なので、モーターと一緒に購入しておくと良いと思います。
モーターと電池ボックス以外の材料は100均で
モーターと電池ボックス以外の材料は100均で購入できます。
下記の材料はすべてダイソーで購入しましたが、同じものが見つからない場合は似たもので工夫して代用してみて下さい。
①L型の金具 大×2個
1個で100円。
ボルトの穴が8個の物が丁度いいです。
②ボルト穴2つのプレート×2個
網の下からくるくるBBQを固定するときに使用します。
ボルトナットだけでも固定できますが、これがあった方が安定します。
3個セットで売ってました。
③L型の金具 小×2個
2個で100円。
ボルト穴が4つのものを使います。
④BBQ用の鉄串
3本入で100円でした。
鉄串であれば何でもいいですが、モーターに固定するときに工夫が必要です。
⑤ボルトとナットのセット
使用する金具の大きさに合うボルトが入っているものを選びましょう。
⑥ステンレスワイヤー
ボルトで固定できない部分の固定は熱に強いステンレスワイヤーを使用しました。
細すぎるとうまく固定ができませんが、太すぎるものは硬すぎて作業が難しくなります。
0.5mm~0.8mm程度のものが使いやすいと思われます。
⑦焼き網
普段使っている焼き網に直接取り付けることもできますが、小さい焼き網に本体を取り付けておけば現地でのボルト締め作業がなく、グリルに置くだけで使用できます。
使用する道具
・ペンチ
ステンレスワイヤーを切断したり、ねじるのに使います。
・ラジオペンチ
細かい部分のステンレスワイヤーをねじるときにあると便利です。
・プラスドライバー
ボルトとナットで固定する際に必要です。
自作くるくるBBQの作り方
モーターと電池ボックスを組み立てる
まずは説明書をよく読みながら、モーターと電池ボックスを組み立てましょう。
モーターは少し複雑ですが、ミニ四レーサーだった頃の気持ちを思い出せばきっと大丈夫。
ギヤをセットする場所によってモーターの回転スピードが変わるので、一番回転が遅い661.2:1のギヤ比をチョイスしましょう。
L型金具をボルトで固定する
L型金具(大)ひとつと、L型金具(小)2つを上の写真のようにボルトとナットで固定して下さい。
ナットをペンチでつまみ、プラスドライバーで締めるとしっかり固定できます。
モーターと電池ボックスを固定する
L型金具(小)の上の段に電池ボックス、下の段にモーターをそれぞれステンレスワイヤーで固定して下さい。
写真はすでにモーターと電池ボックスが接続されていますが、金具に固定してから配線を接続したほうが作業しやすいと思います。
短く切ったワイヤーを穴に通して、ペンチでねじっていけば締め付けられてしっかり固定されます。
余分なワイヤーは触ると痛いので内側に丸めておきましょう。
固定し終えたら、モーターの配線を電池ボックスに接続して下さい。
※回転中に配線が巻き込まれて大惨事になったので、余った配線は輪ゴムで止めておくと良いです。
鉄串をモーターに取り付けられるようにする
鉄串をモータに取り付けられるようにします。
ありがたいことにシャフト(モーターの回る棒)に取り外しできる下の写真のようなパーツが付属されているので、コイツに何とかして鉄串を取り付けます。
木の持ち手が長すぎたので、ノコギリでカットしました。
頑張ればカッターでも切れると思いますが、怪我をしないように気をつけて下さい。
木の持ちて部分に切り込みを入れて引っかかりを作り、付属の部品の穴に通したステンレスワイヤーで無理やり固定しました。
あまり美しくないのでもっとうまいやり方を思いついた人はこっそり教えて下さい。
刺した食材が回転しないように、もう一つの鉄串を曲げて取り付けてみました。
焼き網に取り付ける
先に作成した本体と、余っているL字金具(大)を焼き網に取り付けます。
L字金具とボルト穴2つのプレートで焼き網をはさみ、ボルトとナットで固定します。
前途したように現地でグリルの焼き網に直接取り付けてもいいですが、予め小さい焼き網に取り付けておけば現地ではグリルの上に置くだけですぐに使用できます。
鉄串を本体に取り付けて完成!
モーターに取り付けできるようにした鉄串をモーターに接続して完成です。
反対方向に取り付けたL型金具の一番上のボルト穴が串受けになります。
微妙に高さが合いませんが、問題なく使用可能です。
気になる場合はプレートとL型金具の間にボルトを足して高さ調整ができますが、取り外しが面倒になるのでそのままの使用でいいと思います。
BBQヒーローになれ!!
安価な工作用モーターですが意外とパワフルで、ある程度重い食材でもくるくる焼きができちゃいます。
BBQに持っていけば盛り上がること間違いなしですね。
自作くるくるBBQで、あなたも一味違ったバーベキュータイムを演出してみてはいかがでしょうか?
この夏の主役は君だ!
最後まで読んでいただきありがとうございました♨